今日から指せる33金型早繰り銀講座
はい、こんにちはにっし~です!
33金型早繰り銀は何とも奥が深い戦法で、もうその魅力に惚れ惚れしながら研究する日々を過ごしております。
ただちょっと研究を深めるあまり記事の専門性が上がりすぎていることに気づいて、猛省中でございます。
33金型早繰り銀最大の魅力はその分かりやすさなのですが、そこが伝わっていないのはあまりにもったいない。
というわけで今回は細かい理論は無視した誰でも指せる33金型早繰り銀の戦い方を紹介していきます。
これを読めばあなたも今日から33金型早繰り銀マスターです。
※今回は局面図を全て先後反転にしています
手順① 33金型に組む
ここがいきなり最大のポイントです。
自分から角交換せずに、次に▲24歩と突かれるタイミングで△33角と上がります。
これを見た相手は鼻息荒く▲同角成と取ってきますから、△同金で1手得
33金型の完成です、やったね!
手順② 右銀を64目掛けて駆け上がる
小細工は一切必要ありません。
何も考えずに71の銀を64まで最速で持っていきます。
早繰り銀RTAです。
手順③ 素知らぬ顔で端歩を突く
仕掛けたいのをぐっと堪えて、1回だけ端を突いておきましょう。
ここはノータイムで突くと相手に仕掛けを警戒されるので、ちょっとふてくされた顔で15秒ぐらい考えてから突くのがおすすめです。
手順④ △75歩と突っ掛ける
もう準備は万端です。
囲い?後手は金銀3枚に守られた立派な居玉囲いです。
これ以上何もいりません、全力で仕掛けましょう。
~仕掛けてからのポイント~
壱.居玉を維持する
下手に42に上がったりすると当たりがきつくなります。
51が一番安全な地点なのでそこから動かないようにしましょう。
弐.いいタイミングで54に角を置く
33金型早繰り銀において△54角は絶好の司令塔になります。
▲37桂と跳ねて桂頭を狙えるときなど、左右に利くタイミングで打てれば立派な33金型早繰り銀上級者です。
参.派手に戦う
これが一番大事です。
33金型早繰り銀は激しい展開になることがとても多いです。
その中で強く戦うことを恐れずに派手な将棋を楽しんでください。
飛車は82~22まで自由に動き回りましょう。
33の金は攻め駒です。
隙あらば4段目、5段目に進出して相手を押しつぶしましょう。
だいたいこんなところです。
これを守ってもらえれば藤井聡太とは行かなくても大橋貴洸ぐらいの勝率が期待できます。
それでは今日はこの辺で。
みなさん、よき33金型早繰り銀ライフを!!
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