【三間飛車対策】金無双急戦(1)
三間飛車対策としての金無双急戦を考察していきます。
本記事では先手三間飛車を想定していますが、後手三間飛車相手にも同様に攻められます。
三間飛車に対しては△64歩〜△65歩で角交換を目指すのが基本方針です。
そこで先手が▲68飛と回って、(後手が1手得して)先手四間飛車vs金無双急戦の変化に合流することが往々にあります。
したがって(先手四間飛車対策としての)金無双急戦の記事を先に読んでもらえれば、本記事の理解度がより深まると思います。
ただし本文中で都度補足し、必要があれば当該記事への誘導もするので、三間飛車対策にお困りの方はこのまま読み進めて下さい。
初めにテーマ図を掲げます。
上図は居飛車側が△42金上として金無双を確定させた局面です。
以下▲46歩△64歩と進んだ局面をテーマ図とします。
ここから後手は△65歩と△73桂〜△65歩を使い分けて攻めていきます。
先手はどの形で△65歩を迎え撃つかが重要な考え方です。
次回以降の記事でテーマ図から
・▲67銀(先手67銀型)
・▲57銀(先手57銀型)
・▲47金(先手68銀型)
を順に考察していきます。
↓次回の記事
【三間飛車対策】金無双急戦(2) 〜先手67銀型.1〜
↓前回の記事 https://west-shogi.com/archives/2230 初めに実戦で指されることの多い67銀型から見ていきましょう。 テーマ図から▲67銀 (67銀型基本図) 三間飛車と四間...
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