【四間飛車穴熊対策】箱入り娘急戦(1)

先手四間飛車穴熊対策としての箱入り娘急戦を見ていきます。

従来から「四間飛車穴熊に急戦は難しい」と言われてきました。

実際に名著『四間飛車穴熊の急所』では、急戦に互角以上で戦える手順が沢山載っています。

ところが、ここでいう”急戦”とは実際には▲57銀左急戦のことを指していました。

一定の堅さが保証されている▲57銀右(△53銀右)急戦は、穴熊相手にも十分に戦えるということを本シリーズを通して見ていきます。

下図をテーマ図とします。

本戦型では、穴熊側の手損は「左金の移動」に還元されます。

すなわち1筋を付き合ったり、穴熊が後手だったりすると、左金の移動が遅れて居飛車がより良い条件で戦えます。

本譜は穴熊側にとって一番都合の良い手順を採用しています。

なお、△42金寄では代えて△42金上の「金無双急戦」も有力ですが、桂香を拾っての攻め合いとなりやすい対穴熊では、一段龍+▲24桂〜▲23角(銀)の筋に備えている「箱入り娘」の方がより有力です。

テーマ図から
・▲67銀  (先手67銀型)
・▲48金寄 (先手78銀型)

を順に考察していきます。

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この記事を書いた人

徳島の将棋好き
"急戦で先攻する"が信条
33金型早繰り銀の開発者

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