序盤作戦の整理〜指す将順位戦8th開幕に向けて〜

今年も指す将順位戦の季節がやって参りました。

第6期:5勝6敗で降級(A1→A2)
第7期:8勝3敗で昇級(A2→A1)

を経て再びA1での戦いを迎えます。

結果にも拘りますが、今期は何より「シーズンを通して強くなること」を目標にします。

そこでまず現在の自分の戦型を洗い出して、課題を確認したいと思います。

それぞれ、先に優勢を迎える確率(感覚値)を
S:80%〜
A:70%〜80%
B:60%〜70%
C:50%〜60%
D:〜50%
で評価します。

戦型は
① 先手相居飛車
② 後手相居飛車
③ 相居飛車力戦
④ クローズ振り飛車
⑤ オープン振り飛車 に分類します。

対抗形では相居飛車ほど先後の差を活かせていないのが実情です。

① 先手相居飛車
・▲26歩△34歩▲25歩△33角:77金型早繰り銀 S
・▲26歩△84歩▲25歩△85歩:相掛かり58玉型 C

② 後手相居飛車
・▲26歩△84歩▲76歩:33金型早繰り銀 A
           :角対抗相早繰り銀 S 
           :先手雁木vs三手角 B
・▲26歩△84歩▲25歩:相掛かりW美濃 C
・▲76歩△84歩▲68銀:異世界三間飛車 C

③ 相居飛車力戦
・嬉野流 A
・アヒル C
・原始早繰り銀 C
・5筋位取り D

④ クローズ振り飛車
・四間飛車vs金無双急戦 B
・三間飛車vs金無双急戦 B
・向かい飛車vs金無双急戦 C
・中飛車vs金無双急戦 B

⑤ オープン振り飛車
・三間飛車:対策検討中 D
・向かい飛車:対策検討中 C
・中飛車vs角交換ミレニアム C

(総評)
相居飛車は角換わりが圧倒的に強いですね、エース戦法です。
先手の相掛かりは勉強中で、シーズン終わりにBぐらいまで持っていきたいですね。
相掛かりW美濃と異世界三間飛車は勉強量に対してのコスパが良いのでOK
クローズ振り飛車には金無双急戦で統一していて、経験値も多くリードが見込めます。
ただしvs向かい飛車での仕掛け方には課題が残ります。
課題はvsオープン振り飛車での戦い方
vs中飛車は角交換ミレニアムの感触が良いので、仕掛けのバリエーションを増やせば戦えます。
vs向かい飛車は手将棋になりやすいですが、よほど完璧に指されなければ手詰まりになる可能性は低いです。
vs三間飛車が最もまずく、明確な課題局面があるも放置している現状。
実戦に現れることが少ないからと後回しにしていましたが、先日出くわして酷い作戦負けを喰らいました。
これと、相居飛車5筋位取り(いわゆるショーダンオリジナル)がD評価
この2つは局面を用意できていないだけでなく、作戦勝ちのイメージも描けていないので緊急の課題ですね。

明日5/29(月)21:00~1回戦です。
とりあえずこの2つに対しての方針だけは決めて臨みたいと思います。




          

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この記事を書いた人

徳島の将棋好き
"急戦で先攻する"が信条
33金型早繰り銀の開発者

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