金無双急戦(18) 〜先手56歩型.8〜

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第1-17図を再掲します。

第1-17図から
▲81飛 △89飛成 (第1-20図)

(β)▲81飛に△49金も見えますが、▲同金△同桂成▲58角△89飛成に▲66角と攻防に打たれて紛れます。

39と48の地点をカバーしつつ後手玉への寄せを見た一手で、(β)▲81飛と下ろした手が輝いています。

ここでは△89飛成と▲58角を回避しつつ桂を取る手が勝ります。

第1-20図から
▲66角 (第1-21図)

△89飛成にも▲66角が攻防に利く位置で、盤上この一手です。

代えて▲91飛成とするのは、△24桂▲47角△49金▲67角△99龍▲49銀△同桂成▲同角△88龍▲48桂△57銀が一例で後手優勢です。

自陣に角2枚を投入することで一時的には凌いでいますが、後手玉への反発力が全く無くなったので、後手はゆっくりした手が間に合います。

第1‐21図から
△44桂 (第1‐22図)

▲66角に△44歩は堅いですが、▲57角と桂を払われて先手玉への寄せが見えなくなります。

△44桂とこちらも攻防の一手で切り返します。

次に△36桂▲37玉△39龍となればゲームセットです。

第1-22図から
▲57角 △36桂 ▲37玉 △99龍 (第1-23図)

39の金に紐を付ける▲57角はこの一手ですが、△36桂で王様を美濃囲いから引っ張り出します。

△99龍と戦力を補充して、次は△35香が確実な攻めになります。

第1-23図から
▲66角打 △97龍 (第1-24図)

▲66角打はやはり急所のラインですが、△97龍と引いておけば先手は2枚の角が釘付けです。

▲66角打に代えて▲66角も△69龍と潜れば、同じ理由で先手が困っています。

第1-23図から
▲67歩 △55歩 ▲同角 △44銀 ▲91角成 △77龍 (結果図)

▲67歩で龍の利きを止めて角の働きを復活させますが、△55歩〜△44銀がリズミカルな活用。

結果図から銀を逃げると△67龍が厳しく、▲54桂と攻め合うのも△76龍▲42桂成△同銀で次の△25桂があまりにも痛烈です。

後手はいつでも△61歩の底歩が打てるのも安心材料です。

結果図は先手の指す手がなく、後手勝勢です。

第1-17図から(β)▲81飛もコビンを狙った後手の攻めが厳しく、後手優勢となりました。

戻って第1-15図から(ⅰ)▲57同金は後手優勢とします。

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