「三間飛車新時代」を読んでみた

最近、三間飛車が熱い!

山本博志新四段も誕生したことですし、前からずっと気になっていた「三間飛車新時代」(小倉七段・山本当時三段の共著)を勢いで買っちゃいました。

筆者は純粋居飛車党ゆえ、振り飛車の序盤知識に関しては急戦定跡が少しわかる程度です。

以下は三間飛車ど素人が書いたレビューと理解した上でお読み下さい。

構成についてですが、トマホークを始めとする最近注目されるようになってきた戦法が計6つ、章ごとに分けられて解説されています。
各章では居飛車穴熊及び左美濃に組もうとする後手に対し先手が仕掛けを見せた局面から、後手の2〜4通りの指し手に対応して先手が仕掛けていくというのが基本の構成です。

先手(三間飛車側)の有利以上がはっきりした局面から先は解説されず、級位者向けの本によく見られる“優勢がはっきりした局面から実際に勝つまでの手順を手筋を交えて解説する”ということは一切見受けられません。

したがって十分に理解しながら読み進めていくのにはある程度の棋力、アマ初段程度が必要だと感じました。

言い換えるとその分のページを使って6つもの戦法を解説しているわけですから、アマ初段以上の棋力があって新しい戦法を探している方にはかなり満足できる内容になっているのではないかと思います。
私にはクリーンヒットでした。

個人的には第4章のトマホークと第6章の銀冠穴熊対策地下鉄飛車が非常に勉強になりました。
居飛車力戦に近い戦い方というのもあって、もう少し勉強してから実戦で試してみたいと思います。

そして本書最大の特徴ですが、ほとんどの分岐で三間飛車良しが結果図となっています。
つまり読んでてめちゃくちゃ楽しい!!

その楽しさたるや、かの大介本(鈴木大介九段の名著「パワー中飛車で攻めつぶす本」)に匹敵するほどです。

四間飛車の急所を始めとする、美しい定跡と確固たる理論で作り上げられた棋書には惚れ惚れしますが、本書のようなスタイルの棋書も将棋の楽しさをを再認識できて大好きです。

ということで総括、三間飛車新時代

めちゃくちゃおすすめです

 

ー本日の勉強ー
詰将棋40問 棋譜並べ1局 実戦1局(1勝 R2084→2097)
初日からぎりぎり…(笑)

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