金無双急戦(20) 〜先手56歩型.10〜  

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第1-29図を再掲します。

第1-29図から
▲64角 △36歩(第1-30図)

(x)▲64角は自玉方面を守りつつ、▲42角成からの殺到を見せた攻防の一手です。

後手は当初の狙い通り、△36歩とコビンを攻めます。

これを▲同金と取るのは、△47香▲33歩△同桂▲34歩△49龍▲同銀△同香成と進みます。

対して▲33歩成△同銀▲25桂が攻防の一手に映りますが、そこで△39角と打って

▲29玉△28金▲同角△同角成▲同玉△39角▲37玉△48角成

以下▲46玉には△57銀以下、▲28玉にも△37銀と捨てるのが妙手で以下詰みとなります。

第1-30図から
▲25桂 △37香 (第1-31図)

▲25桂と跳ね出したときに37の地点を守っているのが▲64角の効果ですが、それでも△37香と放り込むのが厳しい攻めです。

対して▲29桂などと受るのは△49龍が必殺の一撃になります。

第1-31図から
▲33歩 △同桂 ▲同桂成 △同銀 ▲45桂 (第1-32図)

必然的に寄せ合いになりますが、上図で後手はまだ金銀4枚の囲いが残っているのが心強いところです。

第1-32図から
△38香成 ▲同金 △37銀 ▲同金寄 △同歩成 ▲同玉 (第1-33図)

後手は再度37に放り込んで、先手玉を引っ張り出します。

途中で▲37同角と取る手は後手玉への寄りがなくなります。

第1-33図から
△36歩 ▲47玉 △49龍 (結果図)

△36歩の追撃に▲同玉は△35歩▲47玉△36角で桂が抜けます。

▲47玉に△49龍と回り込んで結果図

▲48歩の合駒が自然ですが、△69角▲46玉△34桂▲57玉△58角成▲66玉△69龍までの詰みがあります。

▲57玉とかわすのが正着ですが、△44角と詰めろ逃れの詰めろを放てば、(決して簡単ではないですが)後手の勝ち筋です。

第1-29図から(x)▲64角は際どいですが、△36歩からの攻めが厳しく後手勝ちです。

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