Youtuberになりました
本日、Youtubeにて『西村駿の将棋チャンネル』を開設し、1本目の動画をアップしました。
理由は2つ
①文字メディアで伝えられる情報には限界があること
以前、記事にしようとしてボツにしたものに「相居飛車の最序盤」シリーズがあります。
相居飛車の初手と2手目、それから派生する四大戦法
雁木の流行と減少の理由、横歩取りの戦法としての特異性
これらをまとめて取り上げるつもりでしたが、いざ文字にするととんでもない文章量になりました。
理論を伝える場合、ブログでは要求される厳密性が高くなり、書き手の能力をたやすく超えてしまうのです。
②33金型早繰り銀をいち早く世に知らしめること
拙著『33金型早繰り銀を指しこなす本〜基本編〜』を発売してから1ヶ月半ほどが経ちました。
購入いただいた方からは概ねかなり高評価を頂いており喜ばしい限りです。
その結果、33金型早繰り銀の立ち位置はどうなったのか。
私の想定ではこれほどの革命的新戦法、すぐに将棋界中に広がり11月には月に20局は公式戦で指されるはずだったのですが、観測範囲では11月の公式戦採用は0局です。
誰も指していないのです。
言うまでもなくプロ棋士は将棋への理解が我々とは段違いに深い人々です。
そのプロ棋士が33金型早繰り銀を指していないのは何故なのか?
理由は明快です。
「知らないから」
一度知ってしまえば、その優秀性に気付くのは必然です。
すなわち、現在プロ棋界で33金型早繰り銀が指されていないのは、ひとえに私の発信不足なのです。
Youtubeを通じて33金型早繰り銀の戦い方・勝ち方を発信していくことで、将棋界の針を進める責務を果たしていく所存です。
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