予選を2勝1敗で通過。
決勝トーナメントの1回戦を勝ち、2回戦で敗れてベスト8という結果でした。
各対局を簡単に振り返ります。
予選1回戦
角換わり早繰り銀 負け
後手番でしたが、先手が77角→22角成と2手損で角交換をしてきたので、実質1手損角換わりの先手番に。
銀交換に成功してやや模様の良さそうなところで、飛車の逃げ場所を間違えて玉と飛車を一緒に攻められる展開に。
そのまま上から押し潰されてボロ負けでした。
予選2回戦
ツノ銀中飛車vs矢倉棒銀 勝ち
驚くなかれ、私が中飛車側です。
26歩34歩76歩32金25歩33角として33角成なら同金から阪田流向かい飛車ですが、78金としてきたので44歩と止めてから中飛車に構えました。
用意していた構想で、先手が急戦に来るなら78金が無駄手で、持久戦を狙うなら銀冠しかないので74歩〜64歩〜73桂から狙い撃ちしていきます。
実戦は先手が加藤流の対振り矢倉棒銀を採用ということでかなり親近感を覚えましたが、そうも言ってられません。
やや無理気味に動いてきたところを反撃して綺麗に1手勝ちでした。
予選3回戦
後手向かい飛車vs右銀急戦 勝ち
角道を開けずに仕掛ける得意の形
後手の対応があまり良くなく右銀が44まで出れてかなり優勢に。
以下は後手の攻めに丁寧に丁寧に対応して、ほとんど切れたところで攻めて勝ち。
うまくいきました。
トーナメント1回戦
角対抗相早繰り銀 勝ち
先後同型から58玉に75歩と後手が仕掛けてきたので継ぎ歩で反撃して有利に。
無理やり暴れてくる後手をいなして、もらった飛車で反撃して勝ち。
研究が活きた形。
トーナメント2回戦
77金型早繰り銀vs後手早繰り銀 負け
15歩・95歩と位を取り合う形に
14歩同歩12歩から香を取りにいってかなり激しくなりましたが、仕掛けの数手後に後手の好手があったのを見落としていてやや不利に。
結果的には無理な仕掛けでした。
しかし、その後後手にも疑問手が出て、難解な終盤戦に。
二択で一方が勝ちの局面を迎えましたが、そこで間違えて以下は負け。
かなり悔しいです。
総評
1局目は大反省。
通常の角換わり早繰り銀の定跡を勉強してないのが祟りました。
2〜4局目は概ね良し。
振り飛車の勝ち方についてかなり理解が浅いので、四間飛車名局集あたりを並べる必要はありそうです。
5局目はある程度仕方ないかなと。
後で知った話ですが、対局相手がかなりの強豪でこの間のアマ名人戦予選でも代表を取られている方でした。
勿論負けて良い相手なんていませんし、実戦も勝つチャンスはあったのですが、結果として負けているのでそこは実力が足りなかったとしか言えません。
ただ1局を通して難しい将棋だったので、実力に大きな差は無さそうというイメージです。
また毎日鍛えていくしかないです。
次は9/1のアマ王将四国地区予選
他地区からも強豪が来るので段違いにレベルが高くなりますが、良い勉強機会だと思って頑張ってきます。
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