最高の後輩たちへ

GWに岡山で開催された中四国学生将棋大会で広島大学は団体戦A級優勝、個人戦も主将が優勝し、ベスト4に広大生が3人という輝かしい成績を上げました。

その祝勝会が先日、広島市内であったのでOBとして参加してきました。

そこで気の利いた一言でも言えれば良かったのですが、久しぶりに会った先輩や同級生と盛り上がってしまい、「祝勝会」であることを忘れてしまっていたのでここにお祝いの言葉を残します。

 

まずは君たちに謝りたい。

いつも部室にいる、とりあえず部室行けばあの人がいる、そして実力の面でも主力になったと言える私が、3年の終わりに何の前触れもなく広島大学を去ったことを。

当時の私が大学生を続けることは、今後の人生を考えるうえで明らかにマイナスでした。

かなり前から分かっていたことですが、それでも大学に3年もいた(そしてもう少しいるつもりだった)理由としては、毎日将棋が大好きな人たちと心行くまで将棋が指せる、そんな環境から抜け出す勇気がなかったことが一つ。

しかし何より大きいのが、団体戦優勝を達成していなかったから。

 

私たちは何よりも優勝を求めました。

その為に悔しい思いをした人や我慢を重ねた人もたくさんいました。

そして私もより一層実力の向上を目指し努力しました。

結果は3年生の団体、春秋通じて9勝1敗。

今考えても出来過ぎです。

そして、その1敗で広島大学は優勝を逃しました。

 

現在私は充実した生活を送っています。

精神的にも学生時代より遥かに楽で、あの時の判断は間違いなく正しいものでした。

たった一つ、団体戦優勝が果たせなかったこと、それだけが心残りでした。

そしてその後悔は一生消えることはないものだと諦めていました。

 

そんな中で、同じ部室で同じ時間を過ごした君たちが私の夢を成し遂げてくれたのです。

この喜びをなんと表現しましょう。

 

君たちの努力を尊敬し、そして結果を残してくれたことに、私の思いを叶えてくれたことに、ただひたすら感謝します。

優勝おめでとう。

 

君たちは中四国の代表です。

全国大会というところは同世代の中四国の学生たちが渇望し、奮闘し、そして辿り着かなかった場所です。

そこに君たちは彼らの代表として立つのです。

その誇りを忘れないでください。

そして現段階で中四国のどこの大学よりも強いのが広島大学です。

君たちが負けるならどこが出ても勝てません。

自信を持って戦ってきてください。

 

そして出来ることなら、たっぷり緊張した上で、ちょっとだけ楽しんできてください。

健闘を祈ります。

 

徳島より、感謝と期待と少しの羨望をこめて

西村駿

 

 

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