ちょっとしたMy定跡 ~先手早繰り銀編.2~

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第4図から(2)△42銀 を見ていきます。

第4図から
△42銀 ▲33角成 △同銀 ▲96角 (第7図)

▲96角が狙いの一着

以下△82飛▲63角成となれば文句なしで先手優勢です。

第7図から
△65飛 ▲77桂 △64飛 ▲55銀 △74飛 (第8図)

角・桂・銀と総動員で飛車を追います。

後手は飛車だけで82~86~36~35~85~65~64~74と7手動かしています。

その間に先手の右銀は55へ左桂は77へと攻め駒が前に出ているので、これらを活かして後手玉に襲い掛かります。

第8図から
▲58玉 △72金 ▲74角 △同歩 (第9図)

後手に角を2枚渡すことになるので、▲58玉はかなり価値の高い一手になります。

後手は飛車打ちの隙を無くすために、不自由な駒組みを強いられています。

第9図から
▲38金 △52玉 ▲37桂 △44歩 ▲26飛 (第10図)

▲37桂は油断のならない手で△62銀などと上がろうものなら、▲45桂△22銀▲65桂でいきなり潰れです。

△44歩は形が崩れますが仕方のない受けです。

先手は▲26飛と浮いて陣形を整えつつ、ある手を狙っています。

第10図から
△62銀 ▲68銀 △73桂 ▲46飛 (結果図)

後手は動かす駒が難しくなってきました。

△73桂は駒を前進させる唯一の手ですが、△82角が消えたタイミングでの▲46飛が好手

低く構えた後手はこの空中右四間飛車を受けることが難しいのです。

無理矢理受けるなら△35角ぐらいですが、▲36飛と戻っておいていつでも▲46銀で角を取れる先手が優勢です。

第4図から(2)△42銀と受けるのも▲96角から飛車を取ってしまって先手が指せます。

というわけで第2図から△86歩〜△36飛と歩をかっさらうのは、角交換の際に隙が多く、先手が互角以上の形勢となりました。

最善は△86歩〜△84飛でしょうが、▲37銀〜▲46銀と進めておいて▲76歩をいいタイミングで決行出来るため、通常の極限早繰り銀よりも先手が戦いやすさを感じるでしょう。

極限早繰り銀を得意としている人、3手目25歩党の人は是非一度お試しください。

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この記事を書いた人

徳島の将棋好き
"急戦で先攻する"が信条
33金型早繰り銀の開発者

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